ブレーキの部屋




インナスリーブ　作成

ドラムの状態は分解しなくても症状で判断できます。

ブレーキをかけた時、ペダルに振動が出て、ブルブルとふるえるなら、インナスリーブの変形です。

又は、調整してもすぐに遊びが多くなり、ペダルの感覚がスポンジのようにフワフワの感覚があるなら、スリーブが限界まで磨耗しています。
インナを作成して、取替えます。
リンク品も用意しました。
内部スリーブの寸法がドラムの寿命です。
磨耗したスリーブを削り、新品のスリーブに取替えます。
標準値＝280ミリ

磨耗限界＝281ミリ

再生品＝278ミリ


　
スプライン作成取り替え

コトコト音が後ろから聞こえたら、リアのタイヤのガタを調べましょう。

停止させてサイドブレーキをかけたままリアのタイヤをガタガタとゆすります。コトコトと音がする遊びがあればサスペンションを点検します。

もし遊びがなければ次の点検です。
輪止めをしてから、サイドブレーキを解除します。同じようにリアのタイヤをガタガタとゆすります。
もしも、今回は遊びがあるなら、スプラインのガタを調べましょう。

リアのホイルキャップを外して、中のナット（36ミリサイズ）を見ながら、またタイヤをゆすります。
ナットとドラムは密着していますが、別々に動くならば、スプラインが不良になっているか、ナットの締め付け不良です。
さらに、ナットに割りピンがなければ、スプラインの不良が考えられます。
ホイルセンタナットのゆるみでスプラインがゆるくなります。
センタハブを削り取り、作成した新品、またはVWのセンタハブを移植します。


ホイル　ドラム　鏡面仕上げ




356〜佐藤自動車工業所〜911
ポルシェの部屋

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